フィラリアという病名を知ったのは、我が家で飼っていた犬を病院に連れて行った時でした。自治体で行う予防注射を受けられなかったので出向いたのですが、その時に予防薬は毎年飲んでいますかと聞かれたのです。答えはNOでした。

そもそも、ペットを飼っても動物病院のお世話になったことがなかったので、その病名すら知らなかったのです。すると医師は素麺がぎっしり詰まったようなビンを持ってきて、これが寄生するんですと言いました。聞いた途端、ざざっと鳥肌が立つのを感じたくらい、気持ちが悪くなりました。蚊に刺されることによって発症する病気との事で、うちでは室内飼いなので大丈夫だと思っていたのですが、それでもやっぱり人間が刺されることがあればペットだって刺されている可能性はあるとのことで、一応検査を受けることになりました。

結果が出て、寄生していないと聞きホッとしました。そしてフィラリアの怖さと予防法についていろいろ教えてもらい、6か月分の予防薬を出してもらうことになりました。予想外の出費でしたが、命にかかわる事なのでお金のことなんか言ってられませんでした。過去に屋外で飼っていた犬たちはみな天寿を全うしたわけではなく病気で命を落としたのですが、夏場はいつも蚊に刺されて痒がっていたのでたぶんこの病気に感染していたのでしょう。あんな苦しい思いをさせたくない、そう思ったのでそれから毎年欠かさず検査と予防薬をもらいに病院へ通うようになりました。

＜フィラリアとは＞
フィラリアとは犬にとって非常に怖い病気は、以前は防ぎようがないものと思われていましたが、予防薬の品質が向上した今では100%に近い予防 が可能です。ただし、これはしっかりと予防薬を投与した結果であり、きちんとした予防を行わないとフィラリアの脅威におびえなくてはいけません。

特に大きな原因である蚊が活動を活発にする春から秋にかけての予防が重要になります。動物病院で処方される薬と同じ成分の海外製品を個人輸入代行という形で販売している通販サイトであれば、安心で安く購入することが可能です。